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2022.07.18 / RELEASE
株式会社INDIGITALは、産業人材育成支援事業(経済産業省特別拠出金事業)を通じて、インド国内の大学に寄附講座*1の提供を申請。2022年6月30日、株式会社INDITALのインド法人INDIGILAB Private Limitedが産業人材育成支援事業として認可*2されました。
*1 経済産業省 Japanese Endowed Courses(JEC)の概要:
https://www.meti.go.jp/policy/external_economy/cooperation/oda/india.html
*2 公文書番号:16-IN-60-SPP-TRC-B-153 (2-22024)
コロナ禍で海外との往来が制限される中、日印国交70周年を祝して岸田首相が2022年3月に訪印し、インドの若手IT人材育成に関する継続支援について協議されたことも手伝い、インドの大学の日本企業に対する関心は高く、いくつかの大学と議論を重ねてまいりました。
そしてこのたび、インドのチェンナイにあるR.M.K. Gruop of Engineering College*3(以降、RMKと記す)にJECプログラムを提供することとなりました。RMKは特定のものづくり技術や製品販売に特化しない、ソフトウェアエンジニアリング力により日本企業のDXを促進していく当社のミッションと通じるものがあり、かつ日本で働く意欲がある学生が多かったことも選定の理由でした。
*3 R.M.K. Group of Engineering College:
– R.M.K. ENGINEERING COLLEGE
– R.M.D ENGINEERING COLLEGE
– R.M.K. COLLEGE OF ENGINEERING & TECHNOLOGY
JECプログラムは、ソフトウェア関連学部の新3年生40名に対して、2日間開催しました。
1日目は異文化理解・日本語学習・日本のDX事例紹介、2日目はワークショップを実施しました。1日目に日本語学習の一環として全員に日本語で自己紹介をしてもらいましたが、全員が名前と所属を日本語で説明でき、さらに趣味や将来の夢まで日本語で説明できる学生もいました。また、2日目のワークショップでは、1グループごとに、与えられたプログラミングに関する課題の答えを発表してもらいました。1名ずつ対話することで、論理的思考力やリーダーシップ力など、グローバル企業で働くのに必要なポテンシャルを兼ね備えた学生が多かったことに、今後の期待が膨らみました。
JECプログラムを終了した後、RMK関係者から謝辞をいただくと共に、MOUを締結致しました。今後、インドの優秀な学生をインターンシップとして採用し、将来的にINDIGILAB、又は日本企業で活躍できるIT人材として育成していく計画です。